BtoBサービスのマーケティング担当者で、
比較サイトをリード獲得の手段として活用したいという方は多いのではないでしょうか。
一方で、BtoBサービスの比較サイトはさまざまな種類があり、どの比較サイトに掲載すればよいのか分からないという方も多いと思います。
そこで、本記事では、有名なBtoBサービスの比較サイト13選を紹介します。
比較サイトに掲載するメリットや比較サイトの選び方についても解説しており、特にBtoBサービスのマーケティング担当者必見の内容になっています。
差別化マーケティングナビを運営する株式会社コリンでは、「業界特化型比較サイト」の制作を行っています。競合他社との差別化や集客にお困りの方はお気軽にご相談ください。
BtoBビジネスとは、企業が企業に対してビジネスを販売するモデルです。
BtoBのサービスは顧客が企業になるため、サービス単価がBtoCビジネス(顧客が消費者)と比較して大きいという特徴があります。
企業の担当者にとって莫大な量のBtoBサービスを1つ1つ資料請求して話を聞いて、自社に最適なサービスを選ぶのは非常に荷の重い仕事です。また単価が高いためサービスを比較して納得感を持った上でサービスを導入すること多いです。
そこで、比較サイトは重要な役割を果たしています。サイト上で複数のサービスを紹介し、特徴や料金を比較できるようにすることで、自社にあったサービスを担当者が見つけられるサポートをしています。
比較サイトから資料請求が発生するまでの仕組みは、見込顧客がカテゴリーごとにサービスの特徴や料金で、比較検討し、資料請求をするという仕組みになっています。
自社のサービスを比較サイトに掲載する場合は、自社サービスが競合他社のサービスと比較して、「明確な強み」を持っていることが掲載の絶対条件となるでしょう。
なぜなら、ユーザーは抽象的な情報ではなく、同カテゴリー内の他サービスとの具体的な違いを知りたいと思ってサイトに訪れています。例えば、他のサービスにはないサポート機能があるか、ランニングコストが一番安いサービスはどこか、どの業界で導入事例が多いかなどといった点です。
まずは自社サービスの強み・選ばれるポイントが明確になっているか確認をしましょう。
その上で比較サイトに掲載するための情報収集をしましょう。
BtoBサービスの比較サイトに掲載するメリットは以下の3つです。
比較サイトに掲載するメリット1つ目は、手軽に自社サービスの認知度が高められる点です。
比較サイトには既に集客力が備わっているケースが多いため、掲載さえすればすぐに見込顧客からの問い合わせを得られるのが魅力の1つです。
また、Web集客なら自社のWebサイトやオウンドメディアで認知度を向上し、資料請求してもらうことも可能ですが、サイトが上位表示されるまでにはかなりの時間を要します。
質の高いコンテンツを作成したとしても最低で1か月、長くて半年から1年以上かかることもあります。キーワードによっては競合サイトが強すぎてなかなか上位表示できないケースも珍しくありません。
また社内で継続して運用できる体制を整える必要があるため、人材の確保、費用の確保などやるべきことが多岐に渡ります。
Web集客で多大な時間をかけずなくても、比較サイトに掲載するだけで、集客力を活用して自社サービスの認知度を高められることがメリットです。
比較サイトに掲載するメリット2つ目は、すぐに比較サイトへの掲載を始められる点です。
比較サイトを始める際に、特段の準備は必要ありません。契約後、 掲載用の原稿を書いたら、後は比較サイト経由の資料請求を待っているだけです。
比較サイトの種類によっては、ライターを雇っていて掲載用の原稿さえ書かなくて良い比較サイトもあります。
一方、前述のとおり、Web集客なら施策開始前にサイト制作や投稿記事の準備など多大な時間がかかります。
この観点で行くと、掲載用の原稿を記載するだけで比較サイトの集客力を活用して集客が出来るようになるのは大きなメリットといえます。
比較サイトで集客することのメリット3つ目は料金が安い点です。
種類によっては、初期費用・運用費用0円で成果報酬型の料金体系もあり無料で掲載できる比較サイトも多くあります。
より多くのユーザーに見てもらうためには、有料枠による掲載も可能で、月5万円~10万円程度の低予算からスタート出来ます。
なぜ安価な掲載料で始められるのかというと、一般のWeb広告であれば一社だけで広告費を負担しないといけませんが、比較サイトは掲載企業全体で広告費を負担しているからです。
例えばリスティング広告であれば、広告費は最低でも月20万円はないと十分な集客効果は出せないでしょう。
月20万以下でもリスティング広告を始めることは可能ですが、効果測定程度にしかならず、成果を見込むためには20万円以上はマストになるでしょう。
それを考えると、5万~10万円か掲載できる比較サイトはリスティング広告やオウンドメディアなど他のマーケティング施策と比較して安価だといえます。
BtoBサービスの比較サイトに掲載を検討している方は、以下の3つに注意してサービスを比較していきましょう。
BtoBサービスの比較サイトの料金体系は「初期費用型」「月額費用型」「問い合わせ単価型」の3つです。
前述のとおり、比較サイトの掲載のメリットは比較サイトの認知度を借りて集客ができる点です。より認知度が高い比較サイトに掲載する際は、月額費用が発生するケースがあります。
当然、認知度が高いとPV数が多くなり、掲載しているだけである程度の問い合わせが獲得できる可能性が高いため、月額費用が発生します。
また、基本的に1件の問い合わせにつき●●円と問い合わせ単価が決められている比較サイトが多いです。問い合わせ単価の相場としては1件10,000〜20,000円程度ですが、比較サイトごとに異なるので必ず確認しましょう。
問い合わせの質とは一言でいうと、商談化率が高いか低いかです。
比較サイトなので、時には「見積りだけ欲しい」「相場だけ知りたい」という要望を持ったユーザーが問い合わせすることもあります。
料金だけ知りたいというニーズのため商談化しないケースです。もちろんこのようなケースでも商談化することはありますが受注はもっとしにくくなるでしょう。
集客をするのであれば、購入意欲の高い資料請求を欲するのは当然でしょう。
次に資料請求の方法は2つあります。1つは一括資料請求型です。複数のサービスに印をつけて、一括で資料を請求する方法です。一括資料請求型は問い合わせ単価は安くなりますが、一挙に様々なサービスを比較したいというニーズから、商談化率が低い傾向にあります。
もう1つは個別資料請求型です。サービスの詳細ページから個別に1社ずつ資料を請求する方法です。個別資料請求型は問い合わせ単価は高くなるものの、複数のサービスを比較したいというニーズから、商談化率が高い傾向にあります。
サイトカテゴリーとは、そのサービスを一言で言い表した際のカテゴリーのことです。その比較サイトに自社のサービスに該当するカテゴリーがあるか否かは、比較サイトを選ぶ際の重要なポイントです。
また比較サイトには種類ごとに特徴があります。例えば、IT製品・SaaS製品に特化した比較サイトや広告媒体に特化した比較サイトなど様々な種類があります。
最後に、BtoBサービスの比較サイト13選を紹介します!大きく以下の2つのカテゴリーに分けて紹介していきます。
ITトレンドは、豊富な製品カテゴリーが特徴です。様々なIT製品をカテゴリー毎に分類して掲載しているた様々な角度から比較検討ができます。対象従業員規模や提供形態なども記載しているので探している製品の比較検討が容易です。2024年5月現在4,000万人以上が利用する業界最大級のIT製品の比較サイトです。
ITreviewは、製品数 9,306点(2024年5月現在)を超える国内最大級のIT製品 / SaaSの比較サイトです。ユーザーに評価された本当に良い商品に出会えるサイトで、口コミやレビューが中心になった製品紹介です。レビュー数も126,626件(2024年5月現在)あり、それだけ活用されている比較サイトになっています。
ボクシルはSaaSに特化したBtoB比較サイトです。同じカテゴリ製品を一気に比較できる機能など機能面が充実しています。最適なサービスのヒントをChatGPTで見つけられる機能もあります。ボクシルMagazineでは、ボクシルに掲載している各種SaaSサービスを比較し、検討に役立つ情報を載せています。
アスピックは、BtoB向けのクラウドサービスの比較サイトです。SEOの上位獲得数が非常に多く、準顕在層のリード獲得が期待できるのに加え、一括資料請求の数が少ないのが特徴。また、比較記事やインタビュー記事の作成により、自社のサービスの強みを効率良くアピールで切る点も魅力的です。
起業LOG SaaSは国内最大級の起業家支援メディア【起業ログ】から派生した比較サイトです。専門家やユーザーの独自取材をした内容が記載されており、信頼度が高い情報が掲載されていります。カテゴリー分けが詳細のため、製品を探しやすいのが特徴です。
utillyは、BtoBサービスのSaaS比較サイトです。営業やバックオフィスなどの様々な種類の記事を中心に掲載しており、その掲載記事の中に問い合わせ機能が備わっています。
ミナオシは、BtoBサービスのSaaS比較サイトです。企業・業種・職種がわかる実名レビュー制を採用し、信頼性のある口コミを参考に自社に合ったサービスを比較検討できるのが特徴です。
メディアレーダーは、媒体資料のポータルサイトです。掲載社数が5,000社以上、資料登録者数8,48件、会員数11万人以上を有しています。掲載企業側は、自由に資料を掲載することができて、資料ダウンロードがあるとメールにて通知してもらえます。メディアレーダーは一括資料請求型ではなく個別資料請求型のポータルサイトです。
ビズパは、広告出稿を検討する担当者のために広告媒体の比較ができるサイトです。広告のプラットフォームとして大小問わずの広告を発注できるようになっています。カテゴリーやターゲットの一覧がヘッダーに常時表示され、広告を探している担当者にとっては非上に使いやすいサイトになっています。
アドシルは、SaaS企業のための広告媒体の比較サイトです。ボクシル運営のスマートキャンプ株式会社のグループ会社のため、獲得できた見込顧客への最適なアプローチが可能になります。メディア営業の代行も可能で幅広いサポートが特徴です。
マーケティング関連の資料・広告媒体の資料などをダウンロード出来る比較サイトです。サービス資料よりは、マーケティングのノウハウなどの資料が多く、マーケティング担当者にとって有益な情報が得られるサイトです。
ferretは、[マーケターのよりどころ」をコンセプトにしたWebマーケティングのノウハウメディアです。ferretの登録会員数は48.5万人、月間350万PVを超えている酷さに最大級のWebマーケティングメディアで、お問合せ獲得数の向上が期待できるメディアです。
LISKULは、「中小・ベンチャー企業でWebマーケティングに困っている人たちに、正しいノウハウを届けたい」をコンセプトにし、Webマーケティング関連の情報発信をするメディアです。1か月のサイトアクセス数が80万PV、上位表示達成率が92%、1か月の資料ダウンロード数が1,000件以上など、問い合わせ獲得数の向上が見込めるメディアです。
今回は比較サイトの掲載のメリットに触れながら、種類と選び方について説明し、BtoBの比較サイト13選を紹介しました。
Web集客で自社のWebサイトやオウンドメディアを活用しているが成果がいまいち、これからWeb集客をやろうとしているが時間がかかるなどお悩みをお持ちの方は、比較サイトに掲載して簡単に問い合わせを獲得できる施策を一度検討してみてください。
【差別化マーケティングナビ】の運営元である株式会社コリンでは、今まで「業界特化型の比較サイト」を100サイト以上制作してきており、比較サイトで成果を出すためのノウハウを有しております。
もし、比較サイトの制作・掲載やその他web集客施策を検討している場合は、お気軽にお問い合わせください。
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